記事にしていなかったので制作記をまとめます。
まずは設計図。
これを木材にトレースします。
材はボディ、ネックともにヨーロピアンビーチです。
指板はハードメープルです。
トレーシングペーパーをつかいました。
これをバンドソーで切り抜きます。
巾が足りなかったので、ビスケットで足します。
次はネックを切り出してトラスロッドを埋める穴をトリマーで掘ります。
トラスロッドを入れて穴をふさいだところ。
トラスロッドとはネックに反りが出たときに調整する金属部品です。
ボディとネックを合わせてみます。
なんか一気に形ができてきたぞ。
ネックに指板をはっつけます。
フレットを埋める溝をフレットソーであけて。
フレットを叩き込みます。
はみ出たフレットはニッパで切り落とします。
だいぶ形になってきたので塗装します。
マスキングしてからニスで塗装。
写真はここからぬけてますが、controlBoxの穴を掘って、ピックアップの穴を掘って、配線します。
で、ごにょごよ調整して完成します。
あ、肉球を埋木しました。
ウェンジとブナです。
制作期間は1週間くらい。
なれればもっと早くできそうです。
作ってみて、ネックの指板の調整は念入りにしたほうがいいですね。
ストレートエッジを300mmしかもっていないので、800mmくらいのは必須でほしいです。
仕上がってから、何回も何回もフレットを外して調整しました。
はじめ弦を張ったときは弦高が高しないとビビリがすごくて、とても演奏ができたものではなかったです。
2個目を作るなら。もっと変わったやつをつくりたいですね。
象さんの形。
いいなぁ。
おしまい。