2017年8月31日木曜日

ハンマーダルシマー製作 その7

ようやく実作業に入ります。
まずはどれだけの木材が何が必要なのか書き出します。

hammer dulcimer
                        長          幅        厚
a)back                  40          500mm    10mm
b)top                    40          500mm    10mm
c)pin block              22-3/8   2           2-1/4
d)long front rail         37-3/8   2-1/4    3/4
e)shortter back rail     15-7/8    2-1/4    3/4
f)inner braces long      27          1-5/8     3/4
  inner braces short    18/5/8   1/5/8     3/4
g)bridges long             18-3/4   1        ?
  bridges short            18-3/4   7/8    ?
h)tone bar                  15          9/16      9/16
i)bridge support block  2-1/4     1-1/2    3/4
j)pair playing hammers    -            -            -

こんな感じ。
mmが書いてないところはすべてインチ表記です。

材木は、中の見えないところは合板もしくは適当。
topはスプールス
バックや外周、ブリッジなどは、欅か、もしくは栗かにしようかなと思います。
あ、栗にすると釘打ちしたら割れちゃうかな。
他候補として、ブナかブラックチェリーかレッドオークかブラックアッシュか。

そんなとこくらいしか当てがありませんが、何にしてもトップが一番の問題になるかと思います。
響板なので、設計図にもそのように記載がありました。
他の木材はhardwood としか指定されていませんでした。

長さが40インチということは1mを越します。幅が500mmなんてスプルースなんて絶対手に入らないでしょうから3枚位で矧ぐことになるのでしょうか。

少しずつ仕入れしたいと思います。

続く。

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ハンマーダルシマー & ハープ制作 その6

ハンマーダルシマー & ハープ製作 その6

昨日、待ちに待った楽器の部品が届きました。
ですが、中身が一部、違っていました。
一気にテンション下がりました。

 間違っていたのは、代用が不可で国内ではどうしても見つからなかったthreaded harp tuning pinsです。
よりにもよってそこ?
まぁ、弦とかでも困るんですけど。

あと、設計図。めっちゃくちゃでかい。
こんなでかい紙見たこと無い。
どこで印刷できるの。これ。多分A0サイズ。
コピーとりたいけど・・・ どこに頼めば・・・。

商品間違いはメーカーへ問い合わせ中です。
苦難の道程。

ヴァイオリンの方がよっぽど情報も部品も手に入りやすかった。


・・・つづく。
 ハンマーダルシマー制作 その7
ハープ制作 その7
ハンマーダルシマー & ハープ制作 その5

2017年8月28日月曜日

トランペット用 木製ストレートミュート作成 その2

最近少しだけ秋の風。
冬が楽しみです。

トランペット用のストレートミュート完成しました。
3代目です。

では続きの投稿です。

先端部分を引き続き作成します。
まずは木取。

この写真、実は左の線が間違ってます。
 修正後にあらびきしたのがこれ。

これを仮合わせしてみます。




ホン付けして下部と合わせ。


 いい感じ!
なので、接着面の平面を出して、接着。
あ、あと頭頂部も接着

それでいろいろと面を出してる最中にやらかしました。
ばっちーん!



ペーパーがぶっちんと切れてしまいました。
ものすごい音でした。
2秒くらい何が起こったのかわからなくなって、あぁ、サンディングベルトが切れたのか。
事故にはなりませんでしたが初めての経験でした。
少し怖かった。
南無。

240くらいのペーパーをかけて、オイリングしたら完成!。


あとはコルクもつけないといけません。
手で当てて試奏したけども、低音、高音での音程不具合はとりあえず見つかりませんでした。
これはいい感じ。

あ、使用した材はすべて杉の板目。赤身、シラタ混在の安いやつです。
音は木製のイメージ通り。ものすごくソフトで温かい音になります。
カップにちかいですが、やっぱり違います。
フォルテで鳴らしてもキンキンした音にならず高音吹奏時のアタックに気を使わなくても安心感があります。
ただ、曲を選ぶような音だな。と思います。

いつか、木製カップミュートも作りたいなと思います。
それと、Tb用とかも面白そうです。


これにて完結です。


2017年8月25日金曜日

ハンマーダルシマー & ハープ製作 その5

まだ何も製作していません。

現在ようやく商品が海外発送され、到着待ち状態です。
ヤマト運輸は米国にもあるんですねぇ。

船便かと思っていたら宅急便は航空便らしいです。
自分の場合は送料だけで5000弱くらいでした。

ハンマーダルシマーもアイリッシュハープも、日本ではマイナー楽器なんですよね。
マイナーじゃなくても、楽器の部品を手に入れようってのが普通、そんなことしませんものね。

ハンマーダルシマーが使われてる曲を発見しました。

犬神家の一族

坂本龍一 ラストエンペラー



あとやってみた系ので好きなのがこれ。
サイモン&ガーファンクルの Scarborough Fair


同じScarborough Fairならハープのこっちも好き。



中央アジア、欧州フォークらしい雰囲気がプンプンしますね。

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ハンマーダルシマー & ハープ制作 その4

2017年8月23日水曜日

トランペット用 木製ストレートミュート作成 その1

すごく暑いです。
サウナです。
でも作りたい欲求はあるんです。

今回作成するミュートは3代目です。
前回作ったやつは、自分の先生と、兄弟子に譲りました。写真はありません。
先生に渡した2代目ミュートは、まぁまぁ実用に耐えうるものができましたが、納得できてませんでした。
差し上げるといったら喜んでもらってくれたのでよかったです。
1代目は、使用に耐える音が出ませんでした。兄弟子の人、ごめんよ・・・。

そこで、改良版を作成中です。

勾配のついた張り合わせ工法です。
まずは材を切り出します。

この材の側面を54度に角度を出します。
5角形の内角の和は、(N-2)×180で出せます。

荒く角度を出したのがこれ。

これを試しに張り合わせてみると、こんな感じ。

これでは角度が甘すぎるので微調整してあとは厚みがありすぎなので、5㎜くらいまで薄くします。
こんな感じに。

で、微調整が済んだのでクランプします。

楽器から音が出るときの空気には若干湿気が含まれている可能性があります。
なので、耐水性のあるボンドを使用しておきます。

今回は5角形ですが、先代、先々代は確か9角形でした。
ほぼ円形になったんですが、角度調節がシビアなのと、そこまで円形に拘る必要も感じませんでした。わかりやすい幾何学のほうが美しいと感じることもあります。それにしても、スライド丸鋸があればなぁ・・・。

あとは、旋盤をいつか手に入れたら、もっと曲線に拘ったのも作ってみたいと思います。

続く。

2017年8月21日月曜日

ブラスカルテット

ブラスカルテットしたい。ということで。
曲を見繕います。

これです。



ジョバンニ・ガブリエリの

Canzona per Sonare No. 2

大昔の曲です。約500年位前。

で、著作権はきれているので、譜面の閲覧が可能です。
で、AltパートをHornにしようとして、というか本来はなんの楽器のために作曲された曲なのかわかりません。
で、Hornにしようとして、in Fの譜面はないので、移調します。
こんな感じで。

著作権はきれているはずですが、一応モザイクかけます。
あ、これを書いたのは自分です。作曲者がガブリエリ。編曲が自分?ということになるのでしょうかね。

Finale Note padというソフトが無料で公開されていますので、利用させてもらいます。
https://www.finalemusic.jp/products/notepad/

2008は製品版を持っていましたが、昔すぎるので、使うのはやめました。

Tp、Hr、Tb、Btb もしくは Euでカルテットになるかと思います。
楽しみです。

2017年8月15日火曜日

欅のヘアアクセサリ。

別に理由もなく。
作ってみました。
制作過程はありません。

完成品のアップのみです。
最近欅ばかり使ってる。


欅玉のかんざし。
これは、気に入らない。
なんか、ウズラの卵の串揚げみたい。
全然かわいくない。
テーマもなんなのかわかんない。


欅のヘアクリップ(大と小)

小のほうがすごくかわいい感じ。
大は、ちょっと出しゃばりすぎ。
どちらもお月様がモチーフです。
月好き。

なんか。映りが暗いね。
もう少し明るい色です。


ほんとはね、三色団子のヘアバレッタを作ろうと思ってたの。
でも、欅ボールがなんか気に入らないというか思い通りの大きさにならなかったからバレッタサイズから大きくはみ出してしまって。お流れになってウズラの卵の串カツになりました。
かんざしを作るなら、玉で、寄木で、と思っていたので、なんかどれも中途半端になってしまった。
イライラしてきたので、お月様を作りました。

おしまい。

2017年8月14日月曜日

ハンマーダルシマー & ハープ製作 その4

コンプリートハードウェアと設計プランの注文をしました。
連絡、送付待ちです。

初クレジットで海外通販・・・。

ドキドキですね。

続く。

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2017年8月12日土曜日

ハンマーダルシマー & ハープ 製作 その3

暑い日が続きますね。
ほんとに暑い。

海外通販でハンマーダルシマーとハープの部品(HardWare)を購入しようと決めてから、まずはクレジットカードの作成に入ったのが7月初旬。

本日ようやくクレジットカードが送付されてきました。
今までスーパーホワイト現金主義で生きてきたので、発行されるか心配してヤキモキしてましたが、なんとかこれで購入することができるかもしれません。

メーカーはdusty stringsを考えていたのですが、もう一つのメーカーにしようかと思います。
そのサイトは、「MusicMaker」https://www.harpkit.com/
なぜ変えようと思ったのか。
それは、dusty stringsがハープのチューニングピンが在庫切れだったこと。
なんで在庫ないの・・・。と落ち込んでいました。

そこで、シャーピングレバーを購入しようと思っていた、MusicMakerを検索していると、PlanとHardWareのFullSetがあるということに気が付きました。
バイオリンのときもそうでしたが、こういう楽器製作。設計図がとにかく見つからない。
だからこのMusicMakerはすごいです。設計図が販売されているんですから。
設計図があって、ハードウェアが揃っていたら、それはもう半分完成したようなものです。
これで完成しなかったら、それは私の力が足りないだけです。言い訳のしようもありません。

というわけで、近日中に注文したいと思います。
ただね、海外通販なんてしたことないので不安でいっぱいです。

でも、完成品を買うと、1500ドルとか。
何十万もするんですよ。
でも、HardWareとplanで130ドルとか。1/10の値段であと木材に少し。まぁ、1/10の値段には収まりそうなのかな。

あぁ早く作りたい。

続く。

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ハンマーダルシマー制作 その2

2017年8月11日金曜日

ワーカーホリック

ワーカーホリックとは、生活よりも仕事を優先してしまう、仕事中毒のことをいう。
んじゃなかったかな。

というわけで、ワーカーホリック度を毎回のことながら測定します。


私はなかなかの仕事中毒者らしいですwww

ここでできます。
http://mirrorz.jp/article/Worka-holic/


仕事はほどほどに、生活と身体を大事にしましょうね。 

おしまい。

2017年8月4日金曜日

おもちゃ制作 その2

仕上がって一通り遊んだのでUPします。
設計図通りに作ったのがこれ。




これをこうして。

こうして。

こうして。

こうすると。



できました!

このおもちゃは立体パズルでした。
何人かに遊んでもらいましたが、みんな5分から10分程度で完成させていました。
はまる人は結構はまる、結構楽しいパズルですよ。

設計的には、1枚の厚み12mm。立方体の一辺はその4倍の48㎜。
体積は48㎜の三乗。かな?
解答は表裏の2通り。

ちなみに元ネタがあって販売しているところがあるので、販売も譲渡も不可です。
著作権にはかからないと思います。知的財産権に登録があるかは調べていません。
まぁ、危ないことはしません。
自分で楽しむ程度にとどめようと思います。


おしまい。


梅干し その2

2か月くらい前につけた梅干しが漬けあがったと思うので、干します。


写真はありませんが、ひと月くらい前に赤紫蘇を1.5kぐらい塩もみして混ぜ込んであります。
では中身を。おーぷん。

赤ーく染まりました。梅酢はね。・・・梅酢は。

ここに並べて干します。

で、並べた。

梅はなぜか染まらなかった。
失敗だ。
でも食べることはできます。
赤く染まってるやつもいます。
染まってないやつのが多いです。

なぜか考えましたが、今年は完熟品を買うことがかないませんでした。
だから熟してないから身が硬いのです。
そいつらが染まってません。

でも今年は梅が不作の年でなんとかこれだけでも手に入れたので良しとします。

乾燥気味になったら少し陰干しして完成です。

おしまい。


最近は木工業はお休みです。
暑すぎるので。
集中できないときに工具を使うのは危険でもあります。

早く秋がこないかな。