2017年11月20日月曜日

ハープ制作 その18

演奏可能な状態になりました。
ですが完成ではありません。

今回作成していたのはレバーハープで、まだシャーピングレバーを取り付けできていません。
ネックの角度に問題があり、取り付けできない状況なのです。

一応、曲中の転調 不可での演奏ならば可能です。

ネックが乗る部分です。



構造の仕上げ終了。

塗装していきます。
今回はワトコオイルのチェリーと、木材保護ワックスです。


サウンドボードはシナ材の色そのままに。
マスキングしてから塗装します。

チューニングピンとブリッジピンを取り付けました。

アイレット。だったかな。弦が出てくる穴です。

弦を張り終えました。
なんか調律してて、オクターブ低いのかな?
と。
参考がないのでわかりません。
低音のCが聞き取れないくらい低い。
そうなると、今度は高音のFがあり得ないくらい高くなっちゃう?

楽器作りはいつも、参考がありません。

一応楽器としては完成。

シャーピングレバー取り付けは、ネックの角度が問題なので、一度ばらさないといけません。
こればっかりは弦を張ってみないとなかなか予測できない不具合なのでしかたがない。

続く。

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ハープ制作 その17

2017年11月14日火曜日

ハープ制作 その17

ネック、ピーラー、サウンドボックスがそろってきたのでとりあえず合わせてみました。




まだこの状態ではバランスをとってただ立ってるだけです。
最初にネックとピーラーを ビスケット接着するために面出しします。

とりあえずカンナで平面だし。

ストレートエッジを使って平面確認。

色を塗っておいて、このあと平面がでている材にサンドペーパーを貼り付けたものでこすります。
そうすると、高いところは先に削れ、低いところは色が残ります。
すべての色が消えた時に、完璧な平面になります。

平面出しができた(相変わらず結構苦労した)ので、ネックとピーラーを接着します。
接合部はまたビスケットを使います。今回は3枚。
ベルトクランプで締めあげます。



台座につけたサウンドボックスと合わせます。
らしくなってきた。


続く。

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ハープ制作 その16

2017年11月9日木曜日

日本語むずかしい。

記事タイトルを見返していて、間違いというわけではないけども「制作」と「製作」がごっちゃになっていました。
います。

調べてみると、美術品などが「制作」。工業品、精密機械などが「製作」
ハープや楽器の場合はどうなるのでしょうね?
バイオリンは美術的価値なども少しはあるでしょう。工芸品。う~ん。
制作?かなぁ。

と思うのでした。

2017年11月7日火曜日

ハープ制作 その16

まず、本体の箱が完成しました。

化粧材(同じビーチ)もはっ付け済みです。
表板はくぎ打ちしてるので、それを隠す意味の化粧材です。

次はネックとピーラーです。
設計図からトレースしたものを材に写します。

チューニングピン、ブリッジピンの位置もこの時点でマークします。

切り出しました。

このネックがこのまま本体にはつかず、2cmくらい中心がずれます。
そのための材を切り出します。
すでにはっつけましたが写真はなし。





あとはピーラー。柱です。
すでに切り出しましたが、写真なし。
あぁ、あと、ベースのモールド加工を変更します。
ギンサジだったかな。
トリマで面とりしました。
すこし深い刃物だったので、かなりモーターがえらがりました。
こんなときにはルーターがほしい。

続く。

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