2018年12月21日金曜日

お盆制作 その2

いろいろゴリゴリやって、挽けました。

オイルフィニッシュにします。

すんごく吸います。
テッカテカになりました。

完成。
おしまい。

2018年12月17日月曜日

ハープリペア その2

もう10月のお話ですが、ハープリペアしました。
弦の張力を甘く見ていて傾いてきたのです。
半音レバーに影響がでたのでリペアしました。の続きです。

ネックと柱の断面です。
旧はビスケットジョイント3枚と接着でつながっていました。

写真ではすでに穴を開けていますが、ネックと柱を金属ボルトで緊結するための穴です。
上からみるとこんな感じ。

これにボルトを入れます。
建築用のM12くらい。長さは250mmくらい。

締め付け。

ついた。

写真はありませんが、更に木材(ウェンジ、欅)でチギリを当てて更に補強してます。
このリペアがすんだあと、無事に本番のステージに乗せてあげることができました。

おしまい。

お盆制作 その1

木工で、一件の大きそうな仕事が夏頃に始まりました。
個数が将来的には何十個と納品することになりそうな話です。もしかしたら何百個。

で、試作を作って、見積もりだして、というのをここ数ヶ月続けてきましたが、試作の方法では同じものを何個も作るのには向いていません。

試作品はこんな感じ。

金属製の箱モノの蓋に使いたいようです。
こんな感じのものでオッケーがでました。
現状の機材、技術でも制作は可能ですが、この形状を考えていてピンときました。
旋盤が必要だ。

木工旋盤は10年も前から欲しかった機材です。
一つの夢が叶います。機材を所有する夢。
今回、これを機に、導入です。

これです。

RIKON社のジャパンモデル。
オフコーポレーションが輸入、販売しているようです。
卓上モデルで1馬力。
興味がある人は、細かい仕様はオフのお店で確認してください。

で、練習も兼ねて題名のお盆を作ろうというわけです。
ルーターで作ろうと思ってました。

ハープを作ったときに余ったヨーロピアンビーチ厚43mmを使います。
300mm × 300mmくらい。
旋盤加工の限界ギリギリ寸法です。

バンドソーで円にします。

旋盤につけて、チャックで咬む穴を開けました。

むっちゃ怖い。
5kgくらいはありそうな木の塊が1分に500~3000回転もするんですもの。
ビビリながら練習します。

多分続く。