2017年9月29日金曜日

ハンマーダルシマー制作 その21

ダルシマー弾いてみてるんですけどね。
もう、めっちゃくちゃ難しいです。

触ってもらわないとこの難しいさは伝えられない。

ハンマー完成しました。


 アップ写真。

ハンマーと弦の接触部分には1mmくらいの革を貼り付けました。
1mmは少し分厚すぎたかな。
音の感じはほわーんとした柔らかい音になりました。
もっと硬い音のが好み。

ヘッド部はどんなデザインにしようかと考えていましたが、今回は肉球をモデルにしました。

次はケースを作ります。(予定

続く。

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ハンマーダルシマー制作 その20

2017年9月28日木曜日

倉庫制作 その5

いっこうに、地割に進めませんね。
今日は矩出しです。

こんな道具を使います。

この三角形のは、三四五法と言ったりします。道具は大矩といいます。
3:4:5の三角形をつくると、一つの角が90度になります。
これを数学ではピタゴラスの定理とかいって習ったと思います。

市販品では、スコヤとかが、直角を見るための道具ですが、小さすぎるんです。
指物ならそれでいいんですが、建築で見る直角では、このような方法を昔は使っていたみたいですね。

今は、トランシットというような角度を見る便利な機械があるようですが、そんなものはさすがに持ってません。
・・・オートレベルは持ってますが。

これの芯に墨が打ってあり、1500,1200,900になってます。
この墨と、水糸が重なるように、水糸を調整します。




これで、直角がとれているはずです。
これを四方と、真ん中に箇所の独立基礎部でも取ります。


続く。

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ハンマーダルシマー制作 その20

本体。完成しました。
これです。



いい感じ。
調弦も、一応は済ませました。

さて、ハンマー制作です。
ハンマーの材は、なんでもいいんですけど、今回は花梨を使います。
これ。




これを寸法を出してひきわりました。

R定規で、ヘッド部分の丸みを書いて。

墨付けはこんな感じ。
・・・見にくいね。

で、切り出します。




これにとって部分に厚みがほしいので、違う材をはっつけます。
今度は栗にします。




で、接着剤を塗ってクランプしておきます。


続く。

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ハンマーダルシマー制作 その21
ハンマーダルシマー制作 その19

ハープ制作 その9

ハープに使う材をとってきました。

開封後。

最大厚さ43mm。
こんな厚い材はバイオリンのネック以来です。
そして全重量、図ったわけではないけども、運んだ感じ、総計で100kgくらいあったかもしれません。
出来上がりは20kgを切る予定なんですけどねぇ。

アップの写真。





ダルシマーが終わったら早速はじめます。

続く。

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ハープ制作 その8

ハープ製作 その8

ハープ製作に使う木材が発送され、運送支店止めで届きました。
今から引取に行きます。

続く。

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ハンマーダルシマー製作 その19

ハンマーダルシマー。完成しました。只今調弦中です。
・・・写真はまだ。

あとはハンマーとスタンドとケースを残すのみです。

まだあの音色は聞けません。

続く。

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ハンマーダルシマー制作 その20
ハンマーダルシマー制作 その18

2017年9月27日水曜日

ハンマーダルシマー制作 その18

完成は目前ですが、ブリッジに不具合がでたので修正中です。
なので経過を先に公開です。

チューニングピン、ヒッチピンを差し込む穴の位置だしです。

サウンドホールは面をとりました。




穴あけ中です。
ドリルについてる緑のは穴あけ深さを測るためのテープです。

ブリッジに使う材は悩みましたがウェンジにしました。
加工中の写真は撮り忘れました。

ブリッジが完成するとこんな感じ。



今回の塗装は、着色ニスにします。

これが今回必要なパーツです。 
黒いのがブリッジです。あそこに弦がのります。




チューニングピンとヒッチピンを差し込みます。ねじ込みます。



では弦を張っていきましょう。
これは一番太い、032ミュージックワイヤー
032と024はループエンドになっています。
数字は太さです。

こんな感じで張っていきます。
左側がトレブルブリッジ
右側がバスブリッジです。
17/16コースあって、復弦で66弦です。確か。
3時間くらいやってても張り終わりませんでした。

ここで、バスブリッジの高音部が、弦と接触しているのに気づきました。


修正のため、ブリッジのみ取り外します。


あぁ・・・せっかくはったのに。

ブリッジを改良します。
穴をあけて。

埋木。ラミンか、なんかです。

そして、成型。頂上が弦と接触しないように細くしました。
この埋木のマークは、どこの音なのかを確認するための目印みたいなものです。
わすれてました。


あとは戻して弦をはるのみ。
のはず。

続く。

倉庫建築 その4

水糸張ってます。




この水糸が基礎芯になります。
天端から200くらいの予定。
まだGLを決めてないのであやふやです。

あ、設計GLは決まってます。
近くのベンチマークから+357です。たしか。

定規を当ててるのは、北側敷地境界から1000の設計なので、確認のためにあててます。

まだ水糸は距離測定と矩をだしてないので、作業継続中です。
矩とは直角のことです。サシガネのカネも矩。

続く。

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倉庫制作 その5
倉庫建築 その3

2017年9月26日火曜日

ハンマーダルシマー制作 その17

今弦張ってます。
もうすぐ完成です。
完成と同時に今度はハープの部材が届きます。

ハープが終わったら、燃え尽き症候群的になるかもしれません。
またヴァイオリン属に戻るかもしれません。

完成までの道のりは近日アプします。
 
続く。

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ハンマーダルシマー制作 その18
ハンマーダルシマー制作 その16

2017年9月22日金曜日

ハンマーダルシマー制作 その16

いよいよ佳境を迎えております。
ハンマーダルシマー制作。

裏板にinner braceとtone bar,brige support blockをつけます。
この4点。

つけるとこんな感じ。
平面に注意して接着するだけです。

あ、tone barはtop側だった。

圧着中。

表板にTone holeをあけました。50mmくらい。
設計図には明確な指示はなかったので、勝手に図って勝手に開けました。

 裏板圧着中。



今度は表板圧着中



今日、とりあえず箱になりました。
箱をたたくと少し共鳴音がするようなしないような。
あとはtone holeに装飾する木彫りを制作してはめて、ピンの穴あけして、面取りして、塗装して、そしたら弦を張れるかな。

来週には完成しそうな予感。

続く。


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ハンマーダルシマー制作 その17

倉庫建築 その3

この前台風がきました。
直撃くらいのインパクトでした。
茄子がものすごい揺さぶられて傷がすごくつきました。
やる気が持っていかれました・・・。
もう手入れにあまり入る気がなくなりました。
時間ができました。

それでは倉庫建築を始めたいと思います。
あ、自動車車庫建築ですね。

3月か4月に水杭に水平を出したところで終わっていたのですが、半年近く雨風にさらされたせいで、水平の印が全く消えていました。

なので、再度引き直します。
またオートレベルを使って出しました。
便利かもしれないけど、水盛缶のが信用できそうです。

この印を上端に水杭を結びます。





 斜めに打ち付けてあるのはただの筋交いです。
水杭が動くの多少なりとも和らげます。

水平を出したこの板がなんなのかというと、この上端が基礎上端から100から200mmの位置にいます。これに水糸を張って建物の位置とGLから基礎の上端を決定します。
オートレベルで測量したものを建物基礎につなぐための作業になります。

水貫の上にレベルを乗っけると水平なのが分かります。(簡易)


次は水糸を張ってから基礎の芯を出します。

続く。

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倉庫建築 その2

2017年9月21日木曜日

ハンマーダルシマー制作 その15

先日、演奏会というか小規模な演奏をする機会で、メアリと魔女の花の曲(歌)を吹奏楽で演奏しました。

今日何気なくネットを徘徊していたら、メアリと魔女の花でもこの楽器が使用されているではありませんか。
映画を見に行ったわけではないので本編に使用されているかはわかりませんが、特報では間違いなく使用されていました。





いい曲だとは思いませんが、こんなところで使われていたとは。

本体の形が見えてきたので、もうすぐこの音色を生で聞くことができるでしょう。
楽しみです。

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ハンマーダルシマー制作 その14

2017年9月19日火曜日

ハンマーダルシマー制作 その14

前回の続きです。

裏板がほぼ成型できました。

それで表板。サウンドボードのほうもやってます。
同じように4枚接ぎで、こんな感じ。



表板はいい薄板が見つからなかったので、27㎜あった板をひきわりました。
これがものすごく大変だったけど、なんとかやりました。
丸鋸つかってみたりバンドソーやってみたり。
結果、うちのバンドソーでは70mmを超えてくる材のひきわりは難しそうです。
ドリフトがすごくて。

次は、表板の成型と、箱内部を作っていきます。

続く。

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ハンマーダルシマー制作 その13

2017年9月16日土曜日

ハンマーダルシマー制作 その13

早く進めたいけど、これとハープが終わったら、何を作ろう。
終わってしまうのはさみしいですね。
二個も三個も作る機会など、きっとこないでしょうから。

接ぎの続きです。

板幅およそ500弱。
4枚で作りますが、2枚づつやることにします。

で、最終の接ぎがこれ。


これをクランプします。




600を噛めるクランプは持っていませんので、仕方なくパイプクランプ1200
重いのが難点ですがパワーはそこいらのクランプとはわけが違います。
パワーをかけすぎて木材が痛む可能性があるくらい強いです。

接着したら今度はこの裏板の厚み出しと平面出しです。
・・・難しそう。


続く。

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ハンマーダルシマー制作 その12

ハンマーダルシマー制作 その12

裏板の接ぎをします。
まずは半分。

今回は薄板のくせに17/18コースの複弦。概ね70弦の張力が本体にかかります。
フレームは2インチもの太さがあるので、まぁ、折れることはありませんが、接合部、および表板裏板にも負荷が予想されます。なので、ただ平面を接着するイモ接ぎでは不安すぎますので、「雇実接ぎ(ビスケットジョイント)」を使います。

雇実接ぎとは、接合部分に溝を掘り、別の木材を雇わせることにより接着面積を増やします。

では写真で。

今回はこ機械を使って溝を掘ります。




この機械は機械の長さ方向に対して垂直方向に毎分数万回転の速さで刃物を回転させる機会です。
こいつに今回の溝堀機械をつけます。




これを板の横っ面に押し当てると溝が掘れるというわけです。
掘った溝がこちら。

なんで上の方に溝を掘っているかというと、最終的な仕上がり厚寸法が今回は大目に見て10mmで、この板は20㎜もあります。後から厚みだしは別でやります。
板上端から2.5mmの位置に溝を設定してます。

次にこの溝に入れるビスケットがこちら。

たぶん見た目の問題でビスケットという名前なんでしょう。
ブナの圧縮材です。厚みは4mmです。

これをこのようにはめます。

で、接ぐ前の写真がこちら。




接着材を塗布して、クランプをかけます。
木材の間は0コンマ数mmくらいまでぴったりと密着するのが望ましく、クランプによって圧着しないとぴったりとせずに強度が出ません。
・・・・出ないらしいです。実験なんてしてません。


今、乾燥待ちです。

続く。

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