2017年10月27日金曜日

ハープ製作 その15

サウンドボード、バックパネルをはっつけて箱にする前に台座を作ります。

墨をつけて。

外周切り抜いて。

面をとって。

足もつけました。
板厚は43mm。
中央に開いてる穴で、本体とボルト止めします。

次にサウンドボード。
サウンドボードは、シナ共芯合板。
唯一この材だけ指定が違います。
普通のホームセンターに売ってるシナ合板は、中身はシナではなく、ラワンだったかな。
航空ベニアと呼ばれているようで、プラモデルの飛行機とかにも使われているようです。
きっと丈夫なんでしょう。
厚みは4mm。
補強のための材を裏表ともにはっつけてあります。
糸を通す穴の大きさは1/8incだったかな。



では、両板とも、遂にまずは接着です。

ものすごいクランプの数・・・。
これで箱が出来上が・・・らないんだった。
今度は釘打ちして更に補強して、化粧板を張ります。

続く。

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ハープ制作 その14

倉庫建築 その11

捨てコンを打設したので、次の作業です。
独立した中央柱が2本ありますが、その基礎底盤部分のみ先に鉄筋と基礎を作ります。
 この前溶接してたやつを据え置いて、作った型枠にコンクリを打設します。

まずは生コン屋で買ってきた空練りのコンクリに水を加えて手練りします。
設計強度は21 骨材は25。あ、温度補正で、強度は24でした。
寒いとコンクリの強度が出ないそうなので、冬が近くなると温度補正がかかります。


建築黒板欲しい・・・。
鉄筋の種類を完了申請のときに見せなければなりませんので、写真にとっておきます。

そしたら型枠を置いてコンクリ入れます。


コンクリを入れただけでは隙間だらけで宜しくないようなので、ハンマーで軽くいろんなところを叩いて振動を与えるとどんどん沈み込んで行きます。


ある程度位置出ししたら振り下げ?下げ振り?をみて中心を出します。

サイズも写真に残しておきます。









今日、型枠を外したのですが、(打設は4日前位。)写真は撮り忘れました。
そして、埋め戻しました。

続く。

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倉庫建築 その10

ネズミみた。

夕方、倉庫を作るために本宅と建設地を往復してたら見つけました。








目が開いていないようで、近づいても逃げていきませんでした。
所有のカメラではこの程度の接写しか無理です。

殺生しようかとも思いましたが、あまりにも小さく儚く見えたのでそのままにしておきました。
敵として現れたときにまたどうするか考えようと思います。


2017年10月21日土曜日

倉庫建築 その10

エンジンウェルダー(溶接機)の調子がどうも悪い。
30分位使うとエンジンがかからなくなる。
今時、発電機で2サイクルなんて無いし、年代物ですから。
中古ってのは考えものですね。
 結束線に切り替えるか、新しいウェルダーを仕入れるか。悩み中。

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倉庫建築 その11
倉庫建築 その9

2017年10月20日金曜日

ハープ製作 その14

箱のframeが完成したので、バックパネルをはめる溝を掘ります。
深さはframeと同じ10mm。


次はバックパネルを作ります。
2枚を接ぎます。

上部がえぐれているのがサウンドホールです。
箱の中で響いた音がここから出てきます。
接ぐまえにサウンドホールを切ってあるのは、道具の関係です。
ジグソウを持っていないので、くり抜き加工の手段が限られています。
今回接いだ板の最大巾は400mmもあるので、後々くり抜くよりは予めきっておいたほうが楽だと判断しました。

これをまたハンマーダルシマーと同様に、ビスケットジョイントします。




この穴にビスケットを挟んで、クランプします。

バックパネルを作りましたが、次は台座を先にやりたいと思います。
完全な箱にすると、位置出しが面倒になりそうなので。
サウンドボードとバックパネルは一度つけたらもう取り外すことはできません。
接着アンド釘打ちです。

ハープはリペアできるようには設計されていないようです。
どこかの部材が破壊された場合、修理は困難を極めます。
ペダルハープの機械部分は、メンテナンスができるように設計されているかもしれません。

バイオリンよりは寿命が格段に短いと言っていいでしょう。


続く。

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ハープ制作 その15
ハープ制作 その13

倉庫建築 その9

最近雨が降ってたので、何も進んでいませんが、基礎に使う鉄筋を注文して、届きました。
父の同級生が溶接屋さんなので、力になってもらってます。いつも。
異径鉄筋がD10が230本。D13が25本。です。確か。

で、中央の独立基礎部は、最底辺を土間コンを打つ前に打設しておく必要があるので、鉄筋を組まなければなりません。
結束線で縛ろうかなと思っていましたが、うまいこときつく行かないので、やっぱり溶接しかないな・・・。と思って溶接することにしました。

こいつを使います。

新ダイワ(シバウラ)のエンジン溶接機です。
電源が無いところでもガソリンを燃料を使ってアーク溶接が可能です。

アースを母材にかませます。


次は、溶接棒をカマせます。

見にくいけど棒を掴んでます。

これを溶接したい箇所に近づけると・・・。




バチバチっと電気が流れてどんどん高温になり、スパークします。
くっつけるとひっついてしまって火花は出ません。電気だけが流れている状態になって、棒と母材がどんどん高温。真っ赤になり大変危険です。ひっついた瞬間に火花がバチッとでて瞬間に隙間を作らないとスパークしっぱなしにはなりません。

これで母材を溶かしながらくっつけるわけです。
写真の母材を井の字に組みたいのです。

本日溶接初挑戦でしたが、1時間くらいやって一箇所しかつきませんでした。
倉庫建築の初挫折ポイントに来ています。

・・・溶接難しい。
かなり難しい。
此れ難しい。

続く。 

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倉庫建築 その10 

2017年10月18日水曜日

ハープ制作 その13

束の間の晴れ間でしたが、道具がなく取り寄せ中で思うようには進みませんでした。
あ、倉庫建築は一応仕事に入ります。
仕事で使うための倉庫を直営にて建築するので、現在は建設仮勘定中で、完了後に減価償却として経費にて落とせます。

では、ハープ制作の続き。
いろいろ微調整をして何とか箱になりそうなので、接着してクランプします。





進んでないような見た目ですが、確実に一歩ずつ。
注文してあったサウンドボードが明日か明後日には届きそうなので、今度は、裏板、響板の制作に移ります。
響板だけは、合板。シナ共芯合板です。実際には規格をクリアはしてないでしょうが、航空ベニアと呼ばれるもののようです。また扱うときに詳しく紹介します。
裏板は、同じ素材のヨーロピアンビーチ2枚接ぎいた。

続く。

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ハープ制作 その12

2017年10月17日火曜日

ハープ制作 その12

最近雨ばかりで仕事にならず。
すこし今後が心配ではあるけども、harpを作ってます。

側板を切り出して寸法を出したので、今度は中に入れるインナーブレース。日本語はわからんけど支えみたいなのをを入れる場所を彫り込みます。





ここにはめ込むのを作ります。
全部で三枚。


カーブのRは150とか200とか。

で、仮にはめて見ます。




はまりそうではまらない感じ。
寸法通りにおおむねやってきたのにね。
これは微調整がむずそうですね。

なんてったって四方?に転んでるかな。
こんな角度付きの箱作ったことありません。
ダルシマーよりも苦戦しそうです。

続く。

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ハープ制作 その11

2017年10月13日金曜日

ハープ制作 その11

扱ったことのない樹種、思いのほか大きい材。
尻込みしていたというか踏み切れずにいましたがついに刃をいれました。

側板から作っていきます。
 切り出した材料にスコヤを当ててみると、直角が全くでていません。
すこしは材木屋を信じていましたが、やはり精度までは出ていません。
なので、直角を出さねばなりません。裏表で寸法が変わってしまうので。

 途中までカンナがけしてみた。
でもまだ右のほうがさがってるみたい。

でもなんだか切れ味が悪い。
うすうす気づいてたけど、切れなくなってきてる。
そりゃ、前に研いだのがハンマーダルシマーを作る前だったから1,2か月研いでない。

なので刃研ぎからです。
これが現状の刃の写真。

まぁ、写真では別にねぇ?よくわからないね。
大きな欠けはないみたい。

こんな冶具を使って研ぎます。




刃の先端をこんな風に木にあてて、冶具に固定します。



そうするとこんな感じ。
下にあるのが砥石(ダイアモンド)

なんでこんなことをするかというと、研ぐ腕がないからです。
この冶具を使えば、毎回同じ角度を刃につけることができます。

まずは150番で研いでみた。

次はいきなり1000番。
中砥。

次、2000番。
中砥。

次、確か6000番か8000番。
仕上砥。

妥協して研ぎ終わった刃。
研いだ箇所が一応鏡面になっていますね。

ここまでといだやつは、返りは服にでもこすっておきます。

カメラのレンズが少し映ってる。
あんまりピッカピカにはならなかったね。

装着!

削ってみたカンナくず。
まぁ、それなりに切れるようにはなった。






 中断した作業を続けて直角をだしたのがこれ。




これで妥協するけど、今度は板目側の平面が出ていない。
でもこっちはある程度で目をつむる。
箱を作るときには平面、直角はすこしばかり気を使います。
歪んでしまうので。

続く。

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