2019年6月26日水曜日

エレキベース フェルナンデスZO3コピー制作

Zo3という動物のぞうさんをモチーフにしたギターベースがあります。
こんなやつ

これを自作でこぴーします。
ショートスケール30インチなのはわかっているので、弦長をCADで引いて、ヘッドとボディは目測で設計します。
こんな感じ。




実際にはここから修正しましたが、こんな感じなのをコンビニプリンタでA3を二枚で出力します。

それをカーボン紙で転写します。

そしたら加工します。

ボディ材は手頃なパイン材の集成材18mmを3枚張り合わせて合板を作成しました。
厚54mm。
スピーカーサイズは8cm。ウーファーです。

54mmも座ぐれるルータービットは持っていなかったので苦労しました。
最終的にスピーカーの穴は反対側からも彫りました。

次にネックにも転写し整形してトラスロッドの穴を彫ります。

ネック材はヨーロピアンビーチ。
トラスロッドはショートスケール用が見つからなかったのでギター用を少し中にいれることにしました。
順反りのみ対応です。

次に指板を切り出して貼り付けます。
指板はローズかなにかを買おうかと思いましたが、手持ちの欅の角材から薄板を切り出して平面出ししました。
それをトラスロッドを入れてからはっつけます。

ネック整形の写真はありません。
ここからは完成後の写真。

塗装して、配線して、蓋も作って。








製品版ぞうさんは電池駆動でアンプとスピーカーをならします。
電池駆動でならせるようなアンプとスピーカーの性能はしれています。
なので最初から外部電源でアンプも10W以上と決めていました。
そこまではよかったのですが、配線してピックアップからスピーカーに音を鳴らしてみると全然小さい。
ほんとに20Wもあるの?と。愕然としました。
なのでプリアンプを入れることにしたのですが、今度はプリアンプに使われているオペアンプは両電源ではありませんか。
また愕然としました。
オペアンプを4つくらい壊してしまいました。
オペアンプへの両電源の解決策として、仮想グランドでした。
12V電源なら-6V~+6Vを仮想的に実現できる回路があります。
ですが、ぞうさんのスペースなんてそんなに余裕がないのです。
なので、仮想グランドICという、電源をいれると出力を変えてくれる便利なICがありました。
それを使って組んだ回路がこれです。

こんな少ない部品点数で両電源が自作できます。
あくまで仮想で。

これでまた問題がありました。
電源を一つで共有していると、プリアンプからグランドをメインアンプに繋げないといけません。これをそのままやると、GNDの0Vが0Vではないという現象が起こります。
これは頭を悩ませましたが、-6Vに接続することで解決しました。

今回の制作は、ものすごく苦労しましたが、そのかいあって、可愛がることができると思います。

おしまい。




2019年6月5日水曜日

倉庫建築 その15

最近はインスタへの投稿しかしていません。
いろいろと無精なんです。

倉庫建築。基礎も大詰め。






写真はインスタに上げたものとすべて一緒。
出入り口を一回で打設しておけばよかったと公開しました。
一体打ちのほうが強度がでるんです。
でも丁張りが邪魔で一体打ちはできませんでした。

なのでアングル入れて鉄筋もアンカーで固定して。更に溶接までして。
溶接は苦手だったのでどうしようか悩んでいましたが、エンジンウェルダーをよくよく見てみると、ホルダーとアースのケーブル接続が逆になっていました。
交換してみると、あらあら。意外とスムーズではありませんか。
うまくいきだすと案外楽しいものです。
鉄工房なんてのもいいですね。
鉄筋が余っているので、椅子でも作ってみようかな。

何にしても続行です。
続く。