昨年の7月に初代ヴァイオリンの制作を終えて、もう一年近くが過ぎました。
この一年にはハンマーダルシマーにアイリッシュハープにエレキベースに。いろんな楽器や小物なんかを作ってきましたが、もう一台ヴァイオリンを制作することにしました。
前回の反省点を作業ごとに思い出しながら進めていきたいと思います。
目標は初代より良い楽器に。
今回はボディを少し小ぶりにしたいと思います。
ボディの下部から上部まで、基準は355ですが、350程度に。表板は特に膨らみが強かったので、今回は抑えて。13mmから15mm程度に。
ネックも細身に。
表板、裏板ともに。厚みを薄く。
まず型枠と横板、ブロックなどを木取します。
型枠は、前回の枠を小ぶりに修正しました。
これで、前回の楽器を復元することが難しくなりましたが、未練はありません。
まずは型枠にブロックを接着します。
ブロックの成型が済んだところ。
次に横板を曲げます。
しばらく水につけておきました。
自作ベンディングアイロンと、洋服用アイロンなどを使って、曲げました。
この曲げ工程は前回も苦労しましたが、今回も苦労しました。
全然まがってくれません・・・。
でもこれでいきます。
接着していきます。
クランプも、全然思うようにかけれません。
この横板の工程はかなり嫌いです。
そんなこんなで、横板終わりました。
結構、2回目はトントントンと進みます。
ある程度要領を得ているのでしょうかね。
次は、ライニング、に行こうと思いましたが、クランプのための道具がないので、先に裏板制作に行きたいと思います。
続く。
2018年5月28日月曜日
2018年5月19日土曜日
公園風ベンチ制作 その2
その1では手すりと足を作りましたが次は座るところと背もたれを作ります。
座面フレームを作りました。
短手方向には止まる力がかからない作りなので、仕口を蟻にします。
リフォームのときは足が木の下に来たので、片蟻落しこみでしたが、今回は蟻継ですか。
このフレームを足につけます。乗っかるところはL字金具で補強。
これに材を乗っけます。
座面は5°お尻側に下がるように勾配をつけています。
次は背もたれ。
背もたれの上端には少し勾配をつけました。
最後に人の腿が当たる部分にRをつけたら出来上がり。
いつもはキシデラコール?のような塗料を塗りますが、今回は水性塗料のでカラーリングします。
こんな感じ。
一応の完成を見ました。
おしまい。
座面フレームを作りました。
短手方向には止まる力がかからない作りなので、仕口を蟻にします。
リフォームのときは足が木の下に来たので、片蟻落しこみでしたが、今回は蟻継ですか。
このフレームを足につけます。乗っかるところはL字金具で補強。
これに材を乗っけます。
座面は5°お尻側に下がるように勾配をつけています。
次は背もたれ。
背もたれの上端には少し勾配をつけました。
最後に人の腿が当たる部分にRをつけたら出来上がり。
いつもはキシデラコール?のような塗料を塗りますが、今回は水性塗料のでカラーリングします。
こんな感じ。
一応の完成を見ました。
おしまい。
2018年5月16日水曜日
公園風ベンチ制作 その1
本業は炎天下での作業で、これからの時期は日差しが非常に辛いです。
疲れれば寒冷紗で日陰を作ってあるので逃げ込んで休みます。
写真はありませんが、3年位前に個人用の椅子を作りました。
でもやっぱり寝ころびたいときがあるんですよね。
なので大型のベンチを作ります。
座面の横幅は二間。1820㎜を予定してます。
2×材を買ってきました。
耐候性は 皆無ですが、何より安いので・・・。
そりゃあ栗とかで作れたらいいですよね。
で、寸法出して刻みました。
相継ぎ?で角度をだします。
最終的には木ねじで補強しますが、今は耐水ボンドで接着しておきます。
芋よりはましですけど、この程度ならほぞにすればよかったかな・・・。
今回は手すりと脚を兼ねます。手すりと座面を5°傾けるような設計にしています。
写真が手摺兼脚になります。
続く。
疲れれば寒冷紗で日陰を作ってあるので逃げ込んで休みます。
写真はありませんが、3年位前に個人用の椅子を作りました。
でもやっぱり寝ころびたいときがあるんですよね。
なので大型のベンチを作ります。
座面の横幅は二間。1820㎜を予定してます。
2×材を買ってきました。
耐候性は 皆無ですが、何より安いので・・・。
そりゃあ栗とかで作れたらいいですよね。
で、寸法出して刻みました。
相継ぎ?で角度をだします。
最終的には木ねじで補強しますが、今は耐水ボンドで接着しておきます。
芋よりはましですけど、この程度ならほぞにすればよかったかな・・・。
今回は手すりと脚を兼ねます。手すりと座面を5°傾けるような設計にしています。
写真が手摺兼脚になります。
続く。
2018年5月12日土曜日
テンプルブロックのスタンド修理
5年くらい前。3年かも。
テンプルブロックを作成して、そのスタンドも木製で作成しました。
破損の連絡がきて、物も帰ってきてたんですが、高さ調節のちからがかかる部品で、金属製にするか、木製でもう少し悩むかが決着したので修理しました。
破損部品がこちら。
手前についてる金具にボルトを回して、中央に圧をかける構造になっていますが、ボルトが向こう側をものすごい力を押すために破損しました。
前回は、120°を三方向から寄せ木する方法で材を整形しましたが、今回はやりかたを変えます。
まず、3枚の板を用意して、圧着します。
ブナ材で作る自家製合板です。1枚は12mmくらいあります。
ここでのポイントは、木目方向を120°ずらすことです。
乾燥したら整形します。
整形しても合板である積層が見えます。
中央の柱を通す穴を貫通させて、またネジ止めをするための穴をあけます。
あとは足がとっつく穴もあけておきます。
このできた部品をとっかえて完成。
今回は板付きボルトは使わずに、自作合板にM8のねじ切りしました。
木のナットです。
思いっきり締め付けてみて、・・・・若干きしみますが、破損はしませんでした。
これでもっていこうかと思います。
占めるボルトも木製で作ろうかと思いましたが、どうにもネジ山が潰れて形にナラなかったのでやめました。
木のボルトナットはまた今度。
おしまい。
テンプルブロックを作成して、そのスタンドも木製で作成しました。
破損の連絡がきて、物も帰ってきてたんですが、高さ調節のちからがかかる部品で、金属製にするか、木製でもう少し悩むかが決着したので修理しました。
破損部品がこちら。
手前についてる金具にボルトを回して、中央に圧をかける構造になっていますが、ボルトが向こう側をものすごい力を押すために破損しました。
前回は、120°を三方向から寄せ木する方法で材を整形しましたが、今回はやりかたを変えます。
まず、3枚の板を用意して、圧着します。
ブナ材で作る自家製合板です。1枚は12mmくらいあります。
ここでのポイントは、木目方向を120°ずらすことです。
乾燥したら整形します。
整形しても合板である積層が見えます。
中央の柱を通す穴を貫通させて、またネジ止めをするための穴をあけます。
あとは足がとっつく穴もあけておきます。
このできた部品をとっかえて完成。
今回は板付きボルトは使わずに、自作合板にM8のねじ切りしました。
木のナットです。
思いっきり締め付けてみて、・・・・若干きしみますが、破損はしませんでした。
これでもっていこうかと思います。
占めるボルトも木製で作ろうかと思いましたが、どうにもネジ山が潰れて形にナラなかったのでやめました。
木のボルトナットはまた今度。
おしまい。
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